コース |
ホーム5:00 。8:24一向平野営場8:40 ⇒ 8:59吊橋 ⇒ 9:21大山滝9:26 ⇒
9:43大休口(地獄谷分岐)9:50 ⇒ 10:36三本杉別れ ⇒ 11:07大休峠11:15 ⇒
12:11矢筈山山頂(昼食)12:38 ⇒ 13:25大休峠13:30 ⇒ 14:40大山滝 ⇒
15:00吊橋 ⇒ 15:20一向平登山口15:35。。 19:40ホーム
登山時間:6時間40分(休憩、昼食含む)
昼食時間:27分 |
レポート |
国立公園「大山」山域のなかで、自然豊かな東大山の山を訪ねることにする。その中でも美しいブナの森と日本滝100選の大山滝が楽しめる一向平からのコースを歩く。
米子道の蒜山ICを降り蒜山大山スカイラインに入り、鬼女台の展望台で大山の雄姿を見、鏡ガ成の国民宿舎の交差点を直進して地蔵峠へ。
地蔵峠付近の展望所から矢筈ヶ山から甲ヶ山、船上山へと連なる東大山の山並みが見え、登山意欲をかきたてられる。
地蔵峠を越え「大山滝」の道標に従い左折し、三本松で「一向平キャンプ場、大山滝」の道標で左折、農場の横を直進すると一向平キャンプ場の広い駐車場に着く。
キャンプ場の管理事務所に登山届を出し、管理人と暫く話しをして出発する。登山口の標識から地道の林道を進み、一向平から15分程で「天国の階段」を呼ばれる非常に急な階段を下る。帰りはきっと「地獄の階段」に名前が変わっているだろう。
階段を降りるとすぐ大山吊橋、長さ45m、幅1m、高さ30mの吊橋です。橋を渡って右折すると「鮎返りの滝」があるが今回はパス。左岸に渡ってジグザグに高度を稼ぐと、ヒノキが混じる開けた場所に出る。ここはにはタタラ師の旦那小屋、木地師の木地屋敷跡がある。水音が聞こえるようになると杉林の中の滝広場に着く。広場から少し下ると大山滝展望台ある。大山滝は高さ42mの二段滝で日本の滝100選に選ばれている名瀑です。出発から40分、今日はすでに汗ビッショリ、冷気に当たりながら、ひと休み。
「これから先は、長い登り坂がつづきますから、足に自信のない方や軽装の方は、注意しましょう」の看板。ここからは登山の領域、すこし登って沢を渡渉するとヒノキ林の中の平坦な広い道になる。気持ちの良い道を森林浴を楽しみながら、暫く歩くと大休口(地獄谷分岐)に着く。ここでもこれからの登りに備えて、ゆっくり休憩する。 |
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一向平野営場の駐車場 |
登山口から地道へ |
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「天国の階段」狭い急階段を下る(帰りは地獄の階段になる) |
大山滝吊橋 |
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2段滝の大山滝 |
加勢蛇川支流の沢を渡る(冷たい水が気持ちいい) |
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植林帯の平らな道 |
大休口(地獄谷分岐) |
分岐から暫く行くとブナの原生林となり、道は九十九折れの急登になる。まもなく尾根に出、傾斜は緩むがそれでもかなりの坂が続く。この辺りのブナの森は一段と素晴らしく、このコースのハイライトだ。 「三本杉別れ」を過ぎると道は平坦になり、烏ヶ山や大山が樹間から望まれ、稜線上にユートピア小屋を見ることが出来る。
「三本杉別れ」から、なだらかな登山道を30分位で避難小屋のある大休峠に到着。小屋の周りは川床からの登山者で賑わっています。木陰のベンチに座って大山を見ながら大休みして急登に備える。一向平から2時間半掛かりました。
矢筈ヶ山へは避難小屋入り口の前から細い急な坂を登って行く。尾根に出ると笹薮、だが笹藪はほんの少し、笹薮を抜けると明るい1300mピークが目の前に立ちはだかる。ブナ林の中、ガレ石の急斜面をヘバリながら登り、やっと1300mピークに辿り着いた。 1300mピークからのなだらかな尾根道もバテ気味の体にはキツい。最後の登りも樹高の低くなった登山道に太陽がまともに当たり暑いが、背後の大山&烏ヶ山を振り返りながら頑張り、一等三角点のある矢筈ヶ山の山頂に到着。あまり広くない山頂からは360度のパノラマが広がる。南に大山、烏ヶ山の主峰、北に小矢筈、甲ヶ山の東大山の山々。小矢筈までは15分位とのことだが次回の縦走の時に残しておこう。
暫くすると山頂は10人程の人で満杯状態になった。
暑い日差しの中の昼食(山頂の温度計は31度)。冷たいお茶ばかり飲んで食欲なし。冷たい梅干茶漬けでご飯をかき込み、早々に下山。
大山吊橋から「地獄の階段」を駆け上がり、今日の山行きを終了。
素晴らしいブナの原生林、明るい杉林の道、東大山を満喫しました。 |
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素晴らしいブナの森 |
三本杉別れ |
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木の間から大山 |
稜線にユートピア小屋 |
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大休峠非難小屋 |
笹漕ぎが終わると明るい1300ピークが目の前 |
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心地よい疲れの帰り道 |
無事下山 沢山の車と人 |