おしどり登山隊
★ 一ノ森(1870.2m)剣山(1955.0m)〜次郎笈1929.0m)縦走
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2010年7月31日(土曜日)        ルート図はこちら
■ 天候: 晴れ
■ アプローチ:美馬ICから国道438号線で見ノ越へ     
■ 登山口:見ノ越登山口
■ 駐車場:見ノ越駐車場
■ お弁当:次郎笈山頂
■ 登山道:よく整備された山道
コース
ホーム3:00。。。。 7:20見ノ越駐車場8:00 =<リフト>= 8:15西島 ⇒ 8:26刀掛の松8:28 ⇒ 
8:42鶴の舞分岐 ⇒ 9:02両剣神社 ⇒ 9:10富士の池分岐(お花畑) ⇒ 9:28殉職碑9:30 ⇒
9:40 一ノ森 ⇒ 9:42一ノ森ヒュッテ9:55 ⇒ 10:08二ノ森 ⇒ 10:38剣山本宮 ⇒ 10:45剣山山頂
10:48 ⇒ 11:35次郎笈11:50 ⇒13:26見ノ越駐車場14:00 。。。。 18:25ホーム
歩行時間:5時間11分(休憩、昼食含む)
昼食時間:15分
レポート
副隊長の北アルプス遠征の間に隊長の単独行。
剣山は40年余り前に登ったことがある。どのルートを行ったのか思い出せないが、当時はリフトも無くアプ
ローチに苦労したような記憶がある。下りは富士ノ池に向かって降り、宿坊に一泊して長い林道を下る途中
でトラックに載せてもらい荷台で飛び跳ねながら帰った記憶がある。 当時は富士ノ池が修験道の道でメイ
ンルートだった様です。
当時を思い出し、勇んで早朝から出かけました。狭い国道438号線(国道488号よりはウンとまし!)のヘヤ
ピンカーブで高度を稼ぎ見ノ越へ。
登山口下の駐車場は2台止まっているだけでガラガラ。西島まで歩いて登る時間はあったが体力温存の為
リフトで上がることにする。リフト乗り場で「一ノ森ヒュッテ」でアルバイトしている女性の方にいろいろ教えて
もらい楽しい待ち時間をすごした。
見ノ越(標高1420m)から標高差330mを15分(片道1000円)で西島駅(標高1750m)に到着。
楽をして上がったせいか、刀掛ノ松までの10分余りで息が上がってしまったが、幸いにもここから傾斜も緩く
、一汗掻いたので調子も良くなってきた。刀掛ノ松から10分ほどで行場の分岐に着く。花の時期は一方通行
の標識があり、そのまま直進する。深い緑の涼しい道を5分も進むと大きな岩の崖に出、急な坂を降りると
お目当ての花(キレンゲショウマ)の群生地がある。金網の防護柵に囲まれた群生は思ったより小さく、花も
一分か二分咲きだったが沢山の人が写真を撮っていた。20分程で行場は終わり、カニコウモリの群生する
富士ノ池分岐まで約10分で行程。この辺りはお花畑らしいが他の花は見当たらない。
苔むして、しっとりした道から明るい笹の道になると殉難碑のある峠に着く。もう一ノ森は目の前、振り返れ
ば剣山と次郎笈の雄姿。急な上りだが眺めは素晴らしい。頂上から降りて「一ノ森ヒュッテ」でコーヒータイム
にする。 ヒュッテの周りはクガイソウやフウロウが満開。まもなくリフト乗り場の女性も上がってきた。
まだガラ空きの駐車場 登山リフトで標高1750mの西島へ
西島登山口 刀掛の松ー花に逢いに、ここは左へー
行場分岐@の地点(マウスON 登山道の傍に立つ標識 苔むした登山道
つるの舞分岐 この崖の下に降りると
深い谷の中で咲くキレンゲショウマ ピンクの花がかわいい銀梅草?
キレンゲショウマを撮影する人達 両剣神社分岐Bの地点
穴吹川源流の滝 富士ノ池への分岐
お花畑も今はカニコウモリばかり 深い緑に包まれた登山道
峠に立つ殉難碑 一ノ森へ 右の道を登りました(左はヒュッテ経由)
剣山と次郎笈 一ノ森山頂&ヒュッテ
ヒュッテから巻き道を峠まで下り、シコクシラベの森の中の急な石の階段の様な道を登ると「二ノ森」の標識
、展望も何も無い小さなピーク。二ノ森を過ぎると笹原のなだらかな尾根道になる。20人ほどのグループが
樹林帯を抜けて賑やかにこちらに向かってくる。樹林帯に入り、視界が開けると剣山のゆったりとした笹の
頂上が現れる。沢山の人影を見ながら最後の上りに、直進は荒れた階段のようなので右の道を取り、頂上
ヒュッテに向かう。 剣山本宮とヒュッテの間を通り、木道を歩いて山頂へ。
40年前とまるで違った山頂風景。大きな3本柱の山頂標識は無く、土俵のようなグロテスクな絞縄の輪に
唖然とするばかり。長居は無用と早々に次郎笈に向かう。
二ノ森へは急な石の道 通過点の二ノ森標識
二ノ森を過ぎるとなだらかな尾根道 剣山がもう目の前
階段が嫌で右に行きました 剣山山頂(マウスON 山頂標識
剣山からの縦走路で見る次郎笈は素晴らしい眺めだ。振り返った剣山も素晴らしい。それにしても、きつそう
な登り。次郎笈峠からの急登を何度か息継ぎ休憩しながら三嶺への分岐があるピークに到着。あとは山頂
を見ながら緩やかな道を登ると頂上に着く。ぼろカメラの為、山頂写真は無し(腕が悪いのかも?)。
ゆっくり景色を楽しみながら昼食をと思ったが怪しい雲が広がってきたので、おにぎり一つ食べて、来た道を
下山する。
剣山の手前から巻き道に入り、二度見展望台から次郎笈を振り返り名残を惜しみつつ西島へ。西島から登
山道を下り見ノ越へ。 車に乗って狭い道を下っていると一雨来た。これから帰る4時間半の道程は余りにも
遠い。
次郎笈への縦走路 次郎笈の急登と手前のピーク
次郎笈から縦走路を振り返る
剣山の巻き道分岐 二度見展望台から次郎笈を振り返えって名残を惜しむ
大剣神社のお塔石 登山口の剣神社の階段に降りてきました

      ひとこと:
今度はゆっくり、泊まって登ろう!
      
            
    


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