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2010年10月9日(木曜日) ルート図はこちら
■ 天 候: 晴れ
■ アプローチ:国道433号線から加計方面へ「採石場・湯来土地開発梶vの看板を右折し
恵下谷林道へ
■ 登山口:白砂林道登山口
■ 駐車場:恵下谷林道路側(今回は旧登山口)
■ お弁当:東郷山山頂
■ 登山道:細い悪路の急登続く登山道 |
コース |
ホーム6:30。。 8:30旧登山口(駐車地)8:35 ⇒ 8:52谷道分岐 ⇒ 9:00白砂林道入口 ⇒
9:11登山口9:15 ⇒ 9:28尾根 ⇒ 9:37沢を渡る ⇒ 9:45崩落地 ⇒ 10:35四本杉10:40 ⇒
11:35東郷山山頂(昼食)12:20 ⇒12:37戸山車庫分岐 ⇒12:53#101鉄塔 ⇒13:07#100鉄塔⇒
13:29大峠 ⇒ 13:40沢を渡る13:45 ⇒14:09堰堤(林道) ⇒ 14:23白砂林道出会い ⇒
14:45登山口駐車場15:00。。 16:35ホーム
登山時間:6時間15分(休憩、昼食含む)
昼食時間:45分 |
レポート |
採石場を抜け橋を渡ると林道らしくなり、道は荒れてくる。石ころだらけの道が続き、どこまで進むか迷うが
、結局旧四本杉登山口の前に停めることにする。アキチョウジ、アケボノソウ、ノコンギクやママコナが道端
に咲く川沿いの林道を歩いていくと最初の「東郷山四本杉」の案内標識がある谷道分岐に着く。無理をすれ
ば、此処まで車を乗り入れ出来そうだし、左奥には広くなった場所もある。谷道分岐から7,8分で白砂林道
入り口に着く。「東郷山四本杉」の標識に従って右に折れ、白砂林道に入っていく。白砂林道は名前の通り
真砂土の白い道だ。林道を進んでいき、正面に東郷山が見えだすと間もなくカーブミラーと四本杉の説明版
がある登山口に着く。ここから鬱蒼とした杉林の中に入り、右に沢を見ながらUターンするよう進み、朽ちた
木橋を連続して3回渡り、杉林の斜面を登っていく。支尾根を2回越え緩やかに登っていくと標識の立つ峠に出る。峠からは緩やかな下りのトラバース道になり、やがて沢に出る。橋は架かっていないが、対岸に案内
標識が見える。沢を渡るといよいよ本格的な急登が始まる。急な坂を一歩一歩踏みしめながら登っていくと
次第に杉や樅の巨木が多くなってくる。四本杉も近いのかと思ったがまだ影も形も見えない。
倒木を乗り越えたり潜ったり、ロープを張った崩落地を渡り、足を踏み外すと谷に落ちそうな狭い道を喘ぎ
ながら登る。沢を渡ってから50分の悪戦苦闘の末、やっと四本杉の姿を見る事ができた。四本杉の周囲は
ロープで保護され立ち入り禁止になっているが、ロープの外からでもその偉大さには感動を覚える。またそ
の巨大さ、偉大さ故に施された倒壊防止の金輪は手錠のようで痛々しい。
<四本杉は「森の巨人たち100選」に選ばれており、樹高は30m、周囲は990cmです。>
四本杉を過ぎても急登は続き、もう体力の限界かと思えるころ熊笹が現れ、傾斜も緩くなって稜線にでる。
稜線のよく手入れされたなだらかな道10分ほど行き前方が開けてくると山頂に到着する。山頂は南西方向
が開けているがあまり眺望は得られない。頂上の丸太に腰掛けて昼食をと近づくとマムシ。マムシを気にし
ながらの昼食になった。 登山者は一人。偶然にも笠ヶ岳のツアーで副隊長と一緒だったとか。 |
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旧登山口と駐車場所 |
谷道分岐を右へ |
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白砂林道入り口 |
四本杉登山口(マウス ON) |
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朽ちて渡れない丸木橋 |
渡れそうも無い |
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峠の標識&沢を渡ると急登が |
巨木の茂る森 |
崩落箇所&倒木 悪戦苦闘 |
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尾根道合流 |
東郷山山頂 |
帰りは大峠を経由して下山するので来た道を引き返し、四本杉別れを直進する。やがて急な下りになるが
この間、稜線の左はブナ林が美しい道だ。急な下りが過ぎ平坦になった道を暫く行くと分岐に出る。直進は
戸山車庫へ降りるようだが大峠は左に折れる。 道は稜線より少し下がったところに付いており、山側に倒れ
こんだ杉の列を潜り、尾根に戻ると882mピーク。 鉄塔に向かう右への分岐があるがここは直進。それにし
ても良く下刈され、倒木の処理も施された快適な道だ。鉄塔のお陰だろうか?
882mピークから尾根道を下り、10分ほどで鉄塔にでる。展望の無い樹林の中ばかり歩いてきたので明
るく開けた眺めは格別だ。広島市内から瀬戸内海まで見渡すことができる。
鉄塔から左に進み杉林に入っていく。10分ほどで次の鉄塔へ。ここからの眺めも素晴らしい。
後は大峠までの長い下りだ。樹林の中を10分ほど下ると鉄パイプの階段がある。3箇所ある階段を下り、小
さなアップダウンを繰り返し、道が平坦になったら大峠に着く。
大峠を左折し杉林の中をジグザグに下っていく。10分ほど下ると明るい沢にでる。ここから道が不明瞭に
なってくる。道を探しながら沢沿いを下っていき、何度か沢を渡るがついに流木の山が行く手を阻むところに
出る。流木の左に薄い踏み後を見つけ迂回する。しばらく進むと広い河原に出て道を見失うが黄色の懸札
を見つけ荒れた林道にでる。 これで一安心と思ったら大きな川が道を遮る! 水量が多かったら大変なこ
とになるが幸い水は少ない。対岸に渡り広い林道を下っていくと、すぐ右から下ってくる恵下谷林道に合流
する。さらに下っていくと見覚えのある白砂林道入り口に出た。 長かった山歩きもようやく終わりが近づい
てきたようだ。あとは往路を下るのみ。 汗でにじんだ地図が今日の奮闘を物語っている。 |
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ブナの尾根道 |
戸山車庫別れ(マウス ON) |
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良く整備された縦走路 |
鉄塔からは瀬戸内海の眺めも |
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パイプの梯子が3箇所 |
大峠を左に |
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樹林の中から明るい沢に、ここからルートハンティング |
行く手を遮る流木 ここは左に迂回 |
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広い河原でルートを探す |
やっと荒れた林道へ |
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対岸に林道発見 |
恵下谷林道に出る |
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一息ついて花を見る余裕も |
やっと駐車場所に帰ってきました |
ひとこと:10月11日付の新聞に湯来町の熊のニュース、出会わなくてよかった!
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