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 滑床渓谷 
2010年11月4日(木曜日) 晴れ

万年橋9:30 → 9:40出会橋 → 10:12雪輪の滝10:15 → 10:35千畳敷10:40 → 11:00滑床小屋11:05 → 
11:30奥千畳 → 11:50最終地点 → 12:55千畳敷13:05 → 13:35万年橋 →13:40駐車場13:45。。18:35ホーム
 <ルート図はこちら

歩行時間:4時間05分(休憩含む)
 滑床渓谷と広島の三段峡を比べると三段峡は雄雄しく男性的、滑床渓谷は優しく女性的と言えるだろう。
 紅葉には少し早いし、平日とあって観光客の姿は見えない。
 万年橋の袂から遊歩道に入る。ここはまだ紅葉していない。石畳の道を少し歩くと滑床らしい滑(なめら)を水が
気持ち良さそうに走っているのに出会える。この滑(出会い滑)も随分長い。有名な「雪輪の滝」までは約40分
一般観光客はほとんどここまで。この滝の全長は300mあり、見えているのはその内の80mだそうだ。滑床では
滝までも「滑の滝」のようだ。
 雪輪の滝を過ぎると石畳もすこし荒れてくるが歩くのにはまったく問題はない。万年橋から1時間、広い千畳敷
の岩の上で休憩する。千畳敷を過ぎると観光から登山の領域に入ってくる。頼りにならないトラロープを頼りに
小さな滑の滝を渡ると滑床小屋分岐の標識がある。川を渡る橋が流されているので流れの狭くなったところを
飛び越え、小屋を訪ねてみるが一般には使用できないようだ。
 次の渡渉地点は三ノ俣、滑を流れる早い流れを飛び越し、樹林の中を行くと奥千畳の標識がある。千畳敷の
ような広い岩は無く、標識が無ければ見落とすところだ。標識からすこし行くと「熊のコル」(三本杭)への道が
左に向かっているのがわかる。我々はさらに渓谷を探索すべく、トラロープのところから沢を渡り奥に進む。
 荒れた道には立派な標識が建っているが人の歩いた気配は無い。20分ほど歩くと道は崩落して滑の滝に
なって途切れていた。以前は「鹿のコル」に通ずる道だっただろう。
 滑床から三本杭に登るコースにこんな渡渉地点があるとは。渓谷の水量が多いと果たして渡渉出来るのだろ
うか? 鹿のコルからのコースに比べれば、はるかに厳しいように思われた。
広い橋駐車場を独り占め 万年橋
橋の袂に遊歩道入り口(マップの拡大図はクリック 最初の滝 三筋の滝
長い滑は出会滑(ダアイナメ) 雪輪の滝
石畳が美しい 千畳敷
滑滝を虎ロープで渡る 木と岩のトンネル
白崖分岐 ここを登れば山頂に直登 滑床小屋分岐
橋は流されており、沢を飛び越える 滑床小屋 施錠され使用不可
三ノ俣の渡渉地点 滑床らしい滑が続く
突然広い道が現れる 奥千畳
なおも渡渉し渓谷沿いを進む ついにここで撤退 先に道は見えるが・・
遊歩道 万年橋に帰ってきました
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