コース |
ホーム6:23..... 8:42山田バス停8:50⇒ 9:14飯谷バス停⇒ 9:35山辺八代神社9:40⇒
9:50枯れ沢⇒ 10:12大砲岩案内10:17⇒ 11:02大江高山山頂(昼食)11:55⇒
12:22休憩所(779mピーク)12:25⇒ 13:26駐車場13:30.......16:25ホーム
登山時間:4時間36分(車道歩き、昼食含む)
昼食時間:53分 |
レポート |
副隊長が膝痛から復帰、最初の山は石見の秀峰大江高山で大江高山火山群の最高峰である。鋸状の山容は標高に関わらず、存在感のある山でいつかは登りたいと思っていた。
花(イズモコバイモ、ミスミソウ)と蝶(ギフチョウ)で有名なこの山もすでにそのシーズンは終わり、あとは急登を楽しむばかりだが復帰第一戦としては、はたしてどうだろうか?
祖式から信号を西にはいると大江高山の急峻な山容が目に入る。次に高山全体の姿が見えだすと飯谷登山道の看板があるバス停に出るが、そのまま進み山田コース登山口のある山田バス停付近の消防ポンプ所の空地の隅に邪魔にならないように駐車させていただく。シーズンオフのせいか誰もいない。
看板には山田コースは初心者、飯谷コースは中級者となっているが?
車道を20分ほど歩き飯谷バス停まで引き返し、大江高山に向かって舗装された道を行く。山裾に着くと次第に傾斜が増し、杉林の中にマムシグサの生える急なコンクリートの参道を歩いて山辺八代姫命神社に向かう。気温は低いのにもう汗が噴出す。神社の手前には駐車場があり、山頂まで往復するには便利だ。
神社の左手にある登山口から杉林の中を進み、枯れ沢を渡ると本格的な急登が始まる。木の根や立木を掴んで体を引き上げながら登る。高度計がおもしろいほど数字を刻む。
傾斜が緩み空が明るくなると「大砲岩」の標識はある開けた場所に出る。迷わず休憩する!
急登はまだまだ続きます。大きな岩のある急坂を上り、広葉樹の根が張った道を登りやっと主尾根に到着。
主稜線を左にとると「あと100m」の標識があり、ひと踏ん張りで大江高山山頂に到着。
山頂は広く、東には石見の丘陵地帯の中に聳える三瓶山の雄姿、南には石見冠山の秀麗な姿、北はボコボコした火山群と真っ青な日本海が広がっている。
素晴らしい風景を見ながら昼食をいただきながら、至福時を過ごす。 |
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山田バス停登山口(マウスON 消防ポンプ所の隅に駐車) |
飯谷バス停登山口 |
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飯谷バス停付近から見る大江高山 |
杉木立の中の参道 |
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神社の左に自然道の登山口 |
枯れ沢を渡ると急登が待っている |
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木を掴みながら登る急坂 |
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明るく開けた尾根に着くと大砲岩の標識 |
標識からは岩場の急登 |
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最後の急登 |
やっと尾根に到着 |
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大江高山山頂 |
三瓶山を見ながら昼食をとる登山者 |
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下山は緩やかな道を西に向かい、やがて急坂を吊り尾根状の鞍部に降る。鞍部からチゴユリが群生する緩やかな登りが続き、いくつか小さなピークを超えて行く。木立の間から見え隠れする火山群を眺めながら歩くこと30分程で779mピークの休憩所に着く。展望が開け気持ちがいい。名物の白骨老木のオブジェと大江高山火山群のコントラストが面白い。
779mピークからは九十九折の道を下っていく。こちらの登山道も狭くて、かなりの急勾配、おまけに長い。
六合目に大江高山の誕生を解説した案内板があり、展望も開け休憩するにはいい場所だ。ジグザグの道も終わり植林帯のなかを東に向けて緩やかに下り、小さな尾根の上を暫く行くと山田登山口に着く。駐車場には山頂で出会った人の車と単車が駐車してあった。
花はマムシグサとチゴユリばかりだったが、この山のもうひとつの名物、急登を十分楽しんだ一日だった。 |
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明るい気持ちの良い縦走路 |
休憩所の木のオブジェと火山群 |
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山田登山口と駐車場 |
山田バス停から見る大江高山(山頂は右奥、左は779ピーク) |