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2010年10月28日(木曜日) ルート図はこちら
■ 天候: 曇り
■ アプローチ:大竹ICから国道186号線へ
■ 登山口:三倉岳ログハウス登山口
■ 駐車場:ログハウス前広場
■ お弁当:夕陽岳山頂
■ 登山道:よく整備された山道 鎖場あり |
コース |
ホーム8:00。。。。 9:30ロッジ駐車場9:47 ⇒ 10:09五合目胴乱岩 ⇒ 10:48朝日岳分岐 ⇒
10:58朝日岳 ⇒ 11:08朝日岳分岐 ⇒ 11:21中岳11:25 ⇒ 11:45夕陽岳(昼食)12:40 ⇒
12:45九合目小屋 ⇒ 12:50三倉岳山頂 ⇒ 13:35四合目小屋13:40 ⇒ 13:56駐車場14:10
。。。。 15:50ホーム
歩行時間:4時間9分(休憩、昼食含む)
昼食時間:55分 |
レポート |
熊の目撃情報が相次ぐなか三倉岳に向かう。数日前には麓の大栗林地区で熊捕獲のニュースが新聞で
報道されていたので今回は瓦小屋山への縦走はしない。登攀用の人工壁のある三倉平駐車場のところから
左に曲がり、ログハウス前の広場に駐車する。他車の姿は見えない。不安を抱えてログハウスで熊情報を
確認にいくと「今日も親子連れの熊が目撃されたが、まだ三倉地区では目撃されていない。」との情報を得て
幾らか安心する。
それにしても広場から見上げる三本槍は素晴らしく、登山意欲を掻き立てられる。熊避け鈴を用意し、三本
槍に向かって歩き出す。
キャンプ場のトイレと炊事棟を過ぎ、小さな木の橋を渡ると標識がある。案内に従い左に曲がって三倉岳を
目指す。右にいくと三合目東屋に到る。樹林の中を緩やかに登っていくとAコース分岐にでる。鎖を上りに使
いたいのでBコースを選択して、分岐を右にとると傾斜は次第にきつくなり、五合目の胴乱岩からは階段の
道になる。三倉岳の石の階段は段差が大きく、予想以上にしんどく疲れてくる。やがて大きな岩が現れだす
と三倉岳のロッククライミングのゲレンデだ。次々現れる巨岩の岩肌にはハーケンや鎖が残されていて、休日
ともなれば岩に取り付くクライマーの姿が見られることだろう。
いちだんと急さを増した谷筋の階段を上ると朝日岳と中岳の鞍部に到達する。右への急な坂を登って朝日
岳に行く。標識の「朝日岳まで30m」の案内通りだとピークの丸い岩が山頂になるが、岩の後ろから先に進
んだところの岩峰の上が朝日岳山頂として申し分ない景観を備えていると思う。
鞍部まで引き返し、陰気な谷の鎖場を登ると「天狗の踊場」に出る。ここで西中国山地の山々を見ながら
一息いれて、急登を上がり、鎖に捕まって岩を攀じ登れば中岳山頂だ。山頂からは西に夕陽岳、東には朝日
岳の岩峰が伸び、眼下には栗谷の盆地が広がり申し分の無い景観が開けている。
次は最後で最も高い夕陽岳。鞍部に下り長い鎖場を登ると夕陽岳に到着する。まずは斜めのテラスを慎重
に下って先端に立ってみる。絶景と恐怖が入り混じる不思議な感覚になる場所だ。タイタニックのポーズをと
る副隊長。飛び出したくなるほどの高度感を十分味わったら絶景を見ながら昼食にする。
下山は、山頂から付けられた鎖を使って岩場を下降し、急坂を九合目小屋(跡)に下る。そこから直進し急
登を登り、傾斜が緩くなると三倉岳山頂に着く。三角点のある山頂からの展望は全く無い。九合目から急な
下りが続き、3度ほど沢を渡り下り続けると四合目小屋に着く。ここからも迫力ある三本槍を見ることが出来
る。一休みしてキャンプ場への道を進み、Aコース・Bコース分岐に出て、往路の道を辿り三倉岳休憩所の
広場に帰り着く。今日は我々以外誰も登らなかったようだ。 |
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ロッジと駐車場広場 |
ワクワクする登山口 |
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Aコース四合目小屋への分岐 |
五合目から階段(マウス ON 胴乱岩の看板) |
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大岩 (マウス ON 大岩の下の展望所から見える燕岳) |
次々現れる巨岩 |
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最後の急な階段を登り・・ |
朝日岳と中岳の鞍部 |
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ピークにある岩を回って朝日岳の岩峰へ |
朝日岳山頂 |
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朝日岳から見る岩肌と瓦小屋山 |
中岳への鎖場 |
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天狗の踊場 |
遠くに雲を被った大峰山 |
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中岳山頂、この先はクライマーの世界 |
これから登る夕陽岳 |
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先ほどの朝日岳は遥か下に |
夕陽岳への長い鎖場 |
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絶景とスリル満点の夕陽岳テラス |
夕陽岳頂上とテラス全景 |
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夕陽岳からの眺望 |
鎖を使って下降 |
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倒壊した九合目小屋 |
展望の無い三倉岳山頂 |
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Aコースも厳しい下りです |
滑を彩る紅葉 |
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四合目小屋(マウス ON ここから見る三本槍) |
帰ってきました |
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ひとこと:今日は気温も低く、楽に登れました。 |