おしどり登山隊
   コース 五龍岳〜鹿島槍〜爺ヶ岳〜針ノ木岳縦走(2010.8.23〜2008.8.28)
1日目 西条IC(9:10)==山陽=中国=名神=中央道==豊科IC==穂高==白馬村(泊)
2日目 白馬村==五竜スキー場(1350m) +++ アルプス平 … 遠見尾根(2268m) … 五竜山荘2490m(泊)
3日目 五竜山荘 … 五竜岳(2814m) … 八峰キレット(2518m) … 鹿島槍(2889m) …冷池山荘2387m(泊)
4日目 冷池山荘… 爺ヶ岳(2660m) … 種池山荘 … 針ノ木岳(2820m)… 針ノ木小屋(2536m泊)
5日目 針ノ木小屋 …<針ノ木雪渓> … 扇沢(1380m) ==西条IC(20:15)
■ 3日目 五竜山荘〜五龍岳〜八峰キレット〜鹿島槍〜冷池山荘          ルート図はこちら
今日は今回のツアーのメーンエベント。体調も回復し元気いっぱい!
五龍岳が朝霧にかすみ、微かに見える。今日も天気は良さそう。5時40分スタート。
2658mピークに向け、トラバース道を登って、振り返ると赤い屋根の五龍山荘の彼方に雲海に浮かぶ唐松岳が
見える。 登山道は石ころの道から岩の道になり、厳しさを増してくる。 岩場を越えると左手に鹿島槍が姿を現
した。キレットの上をガスが流れている。鎖場を越えると山頂広場? 三角点は少し奥に行ったところにある。
6時50分五龍岳山頂。
五龍岳からはガレ場ザレ場の急な下り。やがて鎖場の連続。岩を登り急斜面を下り、又上る。垂直に登るかと
思うと横にトラバース。いくつか岩峰を越えると崩落地の赤いピーク、ここのハシゴを登るとすぐ「北尾根の頭」(
2560m)に着く。9時10分鹿島槍を見ながら、ここでゆっくり休憩。
朝靄の中に五龍岳 雲海に浮かぶ唐松岳などアルプスの山
五竜岳に向かって 岩場を越えると
八峰キレットの彼方に鹿島槍の姿が 五竜岳山頂
五龍岳からの急なガレ場の下り ザレ場の急な上り
赤抜けの鎖場(マウス ON 北尾根の頭で鹿島槍をバックに
北尾根ノ頭を出発し、さらに下った最低鞍部。ここからは険しい岩場の登りが連続。いくつ岩峰を越えただろうか
、やっとキレット小屋が鎖のついたトラバース道の先に見える。
八峰キレット越えに備えキレット小屋で休憩。 「ここからは話をするでねえ。西の国へ往きてえだか、緊張す
るだ!」ガイドの一言に写真などとんでもない。そのためキレットの写真は無し。ハシゴを登り、小さな足場と鎖
を頼りにトラバース。ハシゴと鎖で下りそして又、トラバース。何回か繰り返しキレットに。キレットを覗き込むが
何も見えない。キレットが終ると岩場の急登が続く。疲れも出て一番苦しい登りだ、おまけに雨も。幸い雨はすぐ
止んだ。北峰分岐のザックをデポして北峰(2842m)へ、13時10分辿り着いた鹿島槍北峰はガスの中。折角
楽しみにしていたのに残念。北峰から吊り尾根を南峰(2889m)に14時5分到着。ここもガスに覆われ展望は
無い。そんな私達の為に神様が用意していたものはブロッケン現象だった。
南峰からはなだらかな道を下り、16時30分冷池山荘に到着。 一日の行程10時間50分。
険しくて、スリルに富んだ一日が終った。 あぁ、楽しかった!
鹿島槍山頂 鹿島槍ヶ岳 宿泊地の冷池山荘
鹿島槍山頂 鹿島槍の下りで見たブロッケン現象
詳しくは「ひろでん中国新聞旅行へ   
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