|
|
2010年5月20日(木曜日) ルート図はこちら
■ 天候: 曇り
■ アプローチ:庄原から国道432号線を北へ、「かさべるで」の標識に従い福田上集会所へ
■ 登山口:福田上登山口
■ 駐車場:下山口駐車場
■ お弁当:福田頭山頂
■ 登山道:自然のままの優しい登山道 |
コース |
ホーム6:10。。 7:55下山口駐車場8:00 ⇒ 8:49福田上集会所 ⇒ 9:26林道終点登山口
9:35 ⇒ 9:52一の滝 ⇒ 10:08二の滝 ⇒ 10:15三の滝10:20 ⇒ 11:14大波峠11:20 ⇒
11:58福田頭頂上(昼食)12:40 ⇒ 12:57兎舞台頭 ⇒ 13:32昇竜の滝 ⇒ 13:43下山口駐車場
13:45.。。。。 16:05ホーム
登山時間:5時間43分(車道歩き、昼食含む)
昼食時間:42分 |
レポート |
天気予報は晴れマークだが、霞がかかってあまりすっきりしない天気だ。
今回は林道下山口の広場に車を置いて、登山口まで歩くことにする。2年前はタニウツギが満開で楽しく林道
歩きが出来たのに、今年は全く花の姿がない。蒸し暑い中、50分ほど歩いて福田上集会所前の登山口に到
着。すでに汗びっしょり、先が思いやられる。
集会所から1kmほど先にある「井西谷」の最終民家の前の青い橋を渡り、しばらく行くと福田下からの林道
と合流する。植林帯や雑木林の中を緩やかに登っていくと林道終点の登山口に着く。
登山口からすぐの橋を渡って山道をせせらぎの音を聞きながら登って行くと、まもなく沢筋を見下ろしながら
歩いていく道になる。
登山口から15分ほどで丸太の橋を右岸に渡ると一の滝分岐出る。前回副隊長が落ちた滝に寄って、次の
二の滝に向かう。ここまではなだらかな道だが、ここから二の滝までは傾斜が急になり小さなアップダウンを
繰り返す登山道になる。三の滝で左岸に渡り、ジグザグの急登を過ぎると分岐があるがここは左に取って
沢沿いの道を行く。三の滝上流の連続した小さな滝に沿った登山道を歩くのは楽しい。
滝の上部は湿地帯の広い谷間になっており、山野草の宝庫だ。いまはまだヤマシャクヤクの株は少ないが
いつか群生地になって咲き誇って欲しい。
湿地帯を過ぎ、ブナの木が目立ちだしたら、まもなく大波峠に着く。峠からは竜王山が正面に見えるが展望
はあまりない。これからの急登に備え休憩する。
大波峠からのブナ林は素晴らしい。 巨木はないが若々しい木肌と新緑に感激しながら急登を尾根伝いに
稜線に上がる。 楽しい稜線歩きの筈が今日は少しばかり疲れて長く感じた。やっと頂上だ。
山頂一帯はブナは無くナナカシワ?が群生している。広く刈られて明るい山頂も花はまだ咲いていない。
山頂の平らな岩の上で昼食にする。 天気予報に反して昼食中にパラッと来たがそれだけで済んで
よかった。 昨日までの雨でたっぷり水を含んだ道はそれでなくても滑りそうなのに! |
|
|
下山口と駐車場 |
タニウツギロードの期待がはずれた車道を下る |
|
|
福田上集会所前の駐車場と登山口の案内板 |
最終民家の前の青い橋を渡る |
|
|
福田下からの林道と合流 |
林道終点登山口 |
|
|
登山口からすぐの橋を渡って左岸へ |
丸木橋を渡ると一の滝分岐 |
|
|
|
|
ユキザサ |
ホウチャクソウ |
チゴユリ |
ツクバネソウ |
|
|
|
|
|
ネコノメソウ |
ルイヨウボタン |
ヤマシャクヤク |
蕾 |
|
|
大波峠 |
ブナの新緑 |
|
|
福田頭山頂 |
山頂から井西山方向の山並み |
|
山頂から西方面の眺め |
下山路は緩やかな尾根道を森林浴を楽しみながら兎舞台頭へ。ここから左に曲がり急斜面を下っていく。
こちら側は大きくて立派なブナが多い。ピラミダルな吾妻山やゆったりとした比婆山がブナの間から見え、下山道を楽しいものにしてくれる。やがて登山道は尾根をはずれ左に曲がり急斜面を下っていく。いくら気を付
けても滑ってしまうような急な道を降りた先にサワグルミの木があり、左に行くと「昇竜の滝」がある。下山口
はここを右にとり、石のゴロゴロした沢の中を進んでいく。滝から10分で大規模林道下山口の広場に出る。
蒸し暑さと滝の冷気、ブナの新緑、変化に富んだ登山道、そして何よりも二人だけの静かな山行き、心安
らぐ一日でした。 |
|
|
明るい気持ちの良い縦走路 |
兎舞台頭 |
|
|
下山道から見る吾妻山 |
比婆山 |
|
|
登山道脇のブナの巨木(マウス ON) |
昇竜の滝 |
|
|
沢の中の道を下る |
麓から福田頭を |
ひとこと:蒸し暑さで汗ビッショリ、滝を吹き抜ける風が心地よかった!
|