おしどり登山隊

★ 船通山(1142.0m) 鳥上滝コースから反時計回り
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2009年4月18日(土曜日)     ルート図はこちら
■ 天候: 快晴(夏日)
■ アプローチ:問題なし     
■ 登山口:鳥上滝コース登山口
■ 駐車場:わくわくプールヴィラ船通山と各登山口にも駐車場
■ お弁当:船通山山頂
■ 登山道:鳥上滝コースは石畳、亀石谷コースは石がゴロゴロした沢沿いの登山道
コース
ホーム6:20  9:17わくわくプール駐車場9:22 ⇒ 9:52鳥上滝登山口 ⇒ 10:22鳥上滝 ⇒
10:39標高1000m水場10:45 ⇒ 11:08船通山頂上(昼食)12:05 ⇒ 12:10亀石谷別れ ⇒
12:34水平道から沢道へ ⇒ 13:04亀石谷登山口13:13 ⇒ 13:42わくわくプール13:50 17:00ホーム
レポート
 カタクリには少し早いが今日なら山は空いているだろうと船通山に出かけました。
 ”おろちループ橋”過ぎ、横田町に入る。新しい町並みにある神社風の出雲横田駅の次の信号を左折し、突き
当りを右折する。斐伊川に沿って進み、右手にヴィラ船通山が見えるとすぐ”わくわくプール”に着く。すでに3台
の車が駐車している。県外のナンバーばかり、さすが人気のある山だ。
 わくわくプールの先の三叉路を右にとり、鳥上滝コースの登山口に向かう途中、車が1台抜いていった。今日
は天気が良く暑い。舗装路を30分で登山口に到着。ここにも車が4,5台駐車している。
 登山口から、しばらくはスミレとミヤマカタバミが道沿いに咲いている植林帯の中を行く。 谷沿い出ると登山道
は石畳の道になる。このタタラ文化の痕跡は渓流を縫うように渡渉を繰り返し鳥上滝まで続いている。ミソサザイ
の賑やかな歌声が明るい谷間に木霊し、自然林と渓流と石畳の道が織り成す美しい造形美を楽しみながら、
30分ほど歩くと出雲神話”八俣の大蛇”の棲家と伝えられている鳥上滝(トリカミダキ)に到着する。
 滝の横に付けられた階段を上り、10分ほどいくと道は沢を離れて右の斜面を登り」、やがて標高1000mの標
識がある水場に着く。丸太の階段道をしばらく行くと開けたピークにでる。ほとんど平坦になった道はビニールテ
ープで仕切られカタクリを保護している。道はやがて木道になり、亀石谷コースと合流する。最後の急な丸太の
階段を上がると広々とした船通山山頂に着く。山頂は出雲高校の生徒などで賑やかだ。カタクリはまだ咲き始め
といったところだろうか。
 頂上には「天叢雲剣出顕之地」の石碑と祠がある。それに何故か三角点が2箇所。
 山頂からは360度の展望が得られ、北に大山、南に比婆山連峰、遥か彼方に三瓶山の雄姿が望める。
 昼食後、南に少し下った所にある天然記念物の樹齢2000年のイチイの古木を見に行く。
わくわくプール駐車場 右 鳥上滝コース、左 亀石谷コース
舗装路を登山口へ 鳥上滝コース登山口(マウスON 駐車場とトイレ
石畳の快適な登山道 何度も川を渡る
橋も渡る
美しい谷と石畳の登山道
大きな古木のオブジェ 鳥上滝
滝から階段で 板の歩道で保護された道
急な丸太の階段を上がると 明るく広い山頂
草薙の剣のモニュメント 山頂標識と記念撮影
大山の眺め 猿政山、吾妻山方向の眺め
 下山は亀石谷コースを降りる。分岐から亀石谷コースに入るとすぐ広場(営林署小屋跡)があり、傍にブナの
巨木がある。山の斜面を大きなつづら折りを繰り返し高度を下げると水平道にでる。これもタタラの遺構でカンナ
流しの水路を利用したものらしい。谷を渡り、尾根を越えて続くこの道は500mほどあり、ブナの樹林帯が美しい
季節に是非来て見たい。水平道が突然途切れ、急な濡れた道が谷に向かって左折している。石がごろごろして
歩きにくい道を注意しながら進み、傾斜が緩くなるとサワグルミの巨木が多くなる。明るくなった谷沿いの道端に
は、ハシリドコロ、サンインシロガネソウなどの花が足元を飾るようになる。
 植林帯に入ると間もなく亀石谷コースの登山口にでる。ここにも5,6台の車が停まっている。
 気持ちのいい林道をクールダウンしながら歩くこと30分で、わくわくプールに帰着する
亀石谷コース別れ 営林署小屋跡のブナの巨木
気持ちのいい水平道 ブナの若木が美しい
亀石谷の登山道 亀石谷登山口(マウスON 駐車場
舗装道路を桜に迎えれ下山 わくわくプールに到着
山で出会った花
サンインシロガネソウ ボタンネコノメソウ エンレイソウ ハシリドコロ
ミヤマカタバミ カタクリ スミレサイシン ミヤマノシロイハナ
  鳥上滝コースと亀石谷コースで違った雰囲気が味わえる楽しい山だ!
  新緑か紅葉の季節は素晴らしいと思う。



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