おしどり登山隊
★ 石見冠山859.3m)野原谷登山口から往復 
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2009年11月5日(木曜日)       ルート図はこちら
■ 天候: 曇り
■ アプローチ:大朝ICより国道261号で邑南長石見へ国道からの進入口に注意
■ 登山口:野原谷登山口
■ 駐車場:登山口前路肩
■ お弁当:石見冠山山頂
■ 登山道:問題なし
コース
ホーム6:30.. 8:40野原谷登山口8:50⇒ 9:14メタセコイア⇒ 9:35峠9:41⇒ 10:10見晴し岩
10:17⇒ 10:31尾根分岐⇒ 10:40冠山頂上10:43⇒10:49 863mピーク⇒ 10:52岩場(昼食)
11:40⇒ 11:43冠山頂上⇒ 12:23峠 ⇒15:57登山口13:00....(断魚渓)..15:40ホーム

歩行時間:4時間07分(昼食、休憩含む)
昼食時間:48分               
レポート
石見町に早く着き過ぎたので原山雲海道路を通って香木の森に行き、冠山を見に行く。大きくてどっしり、しかも急そう。冠の名に恥じない雄姿に登山意欲が掻き立てられる。
国道261号線に戻り、川本方面へ少し行った所にある冠山登山口の標識から野原谷に向かう。標識が小さく見逃しやすいので注意が必要だ。あとは標識に従い登山口まで進む。駐車場はないが路側に斜めに停めれば数台は停めれそうだ。
登山口から左上方向に登って行くとすぐ水平の道になる。高圧線の鉄塔を左に見送ると沢沿いの道になり10分程で最初の渡渉地点にでる。植林帯のなかのジメジメして滑りやすい登山道は徐々に急になってくる。
小さな沢を何度か渡るとメタセコイアの巨木が現れる。林床にリョウメンシダの群生した杉林を見ながら谷をつめて行き、トラロープが設置された急斜面を登ると薄暗い雑木林に囲まれた峠にでる。展望はないがここで休憩し急登に備える。
ここから左に向い尾根道の急登を直線的に登ることになる。絶え間なくトラロープが設置されているが登りには余り必要がない。美しい木肌のナツツバキを見ながら30分ほど急登をあえぐと大きな岩場に出る。その上から冠山の頂上を見ることが出来る。
岩場から小さなコブを越え、鞍部からさらに急な道を暫く登ると道は右にトラバースし小さな谷に出る。丸太の橋を渡って明るい笹床の道を一登りすると稜線に出る。
香木の森 いわみ温泉 石見冠山全景
国道261号線からの進入路(丸印が標識) 登山口前の駐車場所と登山口
リョウメンシダに覆われた杉林 メタセコイアの巨木
トラロープの急登 峠 (マウスON 標識
急登を行く 岩場から見た冠山 岩場と尾根分岐
稜線分岐の標識に「頂上まで130m」の標示がある。この130mがとんでもない急登。美味しそうなヤマズミの実をかじり、木とロープを掴んで登りきったところが石見冠山頂上。三瓶山、大江高山、箱庭のような旧石見町の眺めが素晴らしい。
南側のもう一つのピーク(863m)に向かう。こちらのピークは背の高いカヤでブッシュ状態になっており、眺めも良くないのですぐ引き返す。余り人が来ないのだろう。
副隊長はガンス(ナツハゼの方言)をせっせと食べている。今年初めてだとか!
冠山への稜線途中の岩場で昼食(今日の弁当はカレー)にする。東方面の眺めも良く、西からの風も当らないので気持ちがいい。
帰りはロープと木の力を借りながら急坂を一気に下った。
これといった紅葉も無かったが急登を楽しんだ一日だった。
頂上まで続く最後の急登 石見冠山頂上
863ピーク 尾根上の岩場 ここで昼食
箱庭のような石見町 遥か遠くに三瓶を望む(本当は近いはずだが。。。)

 おまけ  断魚渓(千畳敷)


 感想: 紅葉は三流だが急登は一流  急登もこれだけ続けば快感!

 
追記:齧ったのはヤマズミ(オオウラジロノキ=リンゴ科))でした。どうりでリンゴの味がしました。
     小五郎山にはヤマナシ=ナシ科があるそうだから次に登ったら食べてみよう。

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