おしどり登山隊

★ 吉和冠山(1339m)〜寂地山(1337m)縦走
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吉和冠山の
過去ログ
2007.4.20

2009年3月21日(土曜日)    コース図はこちら
■ 天候: 晴れ
■ アプローチ:問題なし     
■ 登山口:松ノ木峠登山口
■ 駐車場:冠高原スキー場駐車場
■ お弁当:寂地山山頂
■ 登山道:明るい快適な登山道
コース
ホーム6:35...8:15冠高原スキー場8:22⇒ 8:24登山口⇒ 8:47急登始⇒9:40 1164mピーク⇒
9:50展望台9:57⇒ 10:12分岐⇒ 1020渡渉地点⇒ 10:42冠山頂上11:00⇒ 11:24分岐⇒ 
12:06寂地山頂上(昼食)12:41⇒ 13:25分岐⇒ 13:34展望台13:40 ⇒ 14:46登山口 ⇒
14:47駐車場14:50......16:20ホーム

歩行時間:6時間23分(昼食、休憩含む)
昼食時間:35分
レポート
 今日の天気予報は一日中晴れマーク。雪も消えたであろう西中国山地の冠山に”松の木峠”から登る事にする。
 懐かしい冠高原スキー場 (何十年か前に、スキーを始めた頃よく来た。) に駐車して、県境峠の登山口に向かう。 登山口から広くてなだらかな道を散歩気分で20分程歩くと、急坂が目の前に立ちはだかる。いよいよ急登が始まる。ウィンドブレーカーを脱いで服装調節をし、、最初の急坂を上がり、急坂を下る。このルートで下るのはここだけ、あとは急登と水平を繰り返し高度を上げていく。植林帯と自然林の境の尾根道のピークをいくつか過ぎ、植林帯のはずれの急登を登ると1164mピークの”痩せ尾根”に着き、緩やかな自然林の尾根道となる。ここまで来ると急登は終わり、やがて西方向がすこし開けた展望台(1220m)に着き、休憩となる。羅漢山のドームが良く見える。
 展望台から少し行き、ブナや杉の古木が立ち並ぶ、いままでとは違った森の景観になるともう松の木峠分岐は近い。この辺りのなだらかな平地には、まだ春の腐れ雪が残っている。「冠山」の小さな標識に従い、右折し冠山山頂を目指す。”大田川源流”からの小さな川を渡り、山頂斜面の急登を頑張れば「吉和冠山」山頂に到達する。三角点のある山頂から「クルソン岩」を遥か下に見ながら30mほど東に行くと西中国山地の全貌が見渡せる懸崖の上に出る。 
十方山、恐羅漢山、その奥に臥竜山・・・・・。 
スキー場跡の駐車場 県境の松ノ木峠登山口
広くて緩やかな登山道 ここから急登の始まり
植林帯の中の荒れた登山道とロープ 1164mピーク辺りの尾根道
展望台(マウスON展望台から羅漢山の眺め 松ノ木分岐あたりの登山道
雪解け水が流れる小川を渡る
一等三角点と冠山山頂
冠山山頂懸崖からの展望
 冠山山頂から来た道を引き返し、松の木峠分岐を左折し、寂地山に向かう。起伏の少ない道を進み、分岐から30分程行くと明るい開けたブナの森にでる。あと一ヶ月もするとカタクリの花に覆われる台地も今は暖かい日差しを浴びて、その準備をしている。シジュウカラ、ゴジュウカラの賑やかな囀りにおくられ、寂地山山頂へ。
 一人のハイカーと我々だけの静かな頂上で昼食。この時期木々が葉を落としてこの山頂も明るい。
 ”まったり”とした時間を過ごし、急坂を滑らないよう、注意しながら下山。一度も滑ることなく無事、松の木峠に帰る。急登、急坂と歩き応えもあり、満足の山歩きだった。
松の木峠分岐、手前寂地山 静かな寂地山山頂
木立の間から見える寂地山 無事、松の木峠に帰る
    
     この時期の葉を落としたブナの森は明るく、暖かで好きだ
     カタクリのシーズン前の静かな山旅、これも又 ”いい”!



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