梅雨の合間の晴れの日、2週間ぶりの山行きにはチョッときついかなと思ったが、いざと
なれば途中下山も覚悟で出かける。幸い天気は最高、管理人さんに挨拶して研修館奥の
登山口から植樹林の中のジグザグ道をBコース(北側)を登る。 30分程行くとブナの森と
なり、吹き抜ける風が熱くなった体に心地よい。木立の間から琴引山の山塊が眺められ、
Aコースが合流してくる辺りから南側の高野町の展望が開けてくる。944mピークを過ぎる
と木地屋谷展望台まで15分の道のりだ。展望台からは高野町の集落や船山が見渡せる。
休憩するには絶好の場所だ。 |
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研修館と駐車場 |
研修館奥の登山口 |
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Aコース分岐(壊れた標識) |
北側 琴引山山塊 |
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ブナの樹林の快適な登山道 |
南側 高野町の船山 |
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944mピークの登山道
(ジグザグコースの終わり) |
木地屋谷展望台から南側の展望 |
展望台からは南方向の眺めの良い稜線の道を10分行くと指谷山山頂に着く。
山頂は昼食をとるには狭いが、展望は良い。大万木山から比婆山山塊まで見渡せる
山頂から急傾斜を下り、934mピークに登り返すとあとは景色を楽しみながら歩く。
今日は杉ヶ谷ルートの分岐をやり過ごし、指谷奥へ、こぶを幾つか超える。山頂は登山道
の途中にあり、山頂の標識がないと気がつかないかも知れない。
指谷奥から道は左の尾根道となり、ブナ林の快適な稜線歩きとなる。1002mピークを
少しいくと道は急に左に曲がり、急な下り坂となっている。いよいよ今日のハイライトのV字
のアップダウンが始まる。エネルギーを補給し、スタートする。
木につかまりながら、すべりやすい急傾斜を下ること30分、やっと鞍部に着く。
見上げると急坂が視界いっぱい、どこまでも登っている。一息いれて登り出す。
足場のない土の道は、ことのほかきつく、持つ木の枝さえ無い。20歩ほど行っては
息を整え、また登る。この傾斜では休むことも出来ない。やがて空が近くなり、足元に
石が出てきて登り易くなると傾斜も緩み、1005mの草峠別れに着く。登り30分の
奮闘はやっと終わった。和恵展望台へは、やっとの思いで登ったことを無視する
ように、和恵縦走路を急降下した所にある。 |
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指谷山山頂 |
杉ヶ谷ルートの標識 |
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指谷奥山頂 |
X字型アップダウン |
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草峠分岐 |
和恵展望台(昼食) |
草ノ城山へは展望台の横を行く。少し藪状態の緩やかな道を行く。指谷山やあの
V字を見ながら40分程で着く。山頂からは刈り払われてよく整備された、道を下る。
300mで祖父釜谷ルートの分岐に出る。今日はこのまま下ることにする。整備は
されているが、このルートも傾斜はきつい。傾斜も緩み、苔むした道になると林道に
出る。林道歩きは、水のせせらぎを聞きながら30分で研修館に着く。前の河原で
汗を拭き、管理人さんに報告して帰途に着く。 |
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藪がかった登山道 |
草ノ城山山頂 |
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刈り払われた登山道から見る944mピーク |
祖父釜谷ルート別れ |
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林道(ここでオオルリを見る) |
研修館前の河原 |