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2007年4月9日(水曜日)
■ 天候: 曇り
■ アプローチ:問題なし(大朝経由で行く)
■ 登山口:大暮登山口
■ 駐車場:登山口前の広場
■ お弁当:毛無山山頂
■ 登山道:残雪の雪道 |
コース
ホーム出発 7:30 == 9:20登山口9:25 ⇒ 9:30山道 ⇒ 9:35小さな峠 ⇒ 9:40姥御前神 ⇒
10:26林道 ⇒ 10:23カタジ谷出会い10:28 ⇒ 11:20尾根道 ⇒ 11:25山頂12:00 ⇒
12:18無線中継所 ⇒ 12:33移原分岐 ⇒ 12:38上峠 ⇒ 12:55林道出会い⇒ 13:03車道 ⇒
13:11製鉄所跡 ⇒ 13:18駐車地13:25 == 15:15帰宅
歩行時間:3時間45分(休憩含む)
昼食時間:35分 |
レポート
今日は大朝経由で大暮に入る。養魚場への橋を渡らず右へ行くと毛無山登山口の標識がある。
直進すると阿佐山へ行く。車は登山口手前の広くなった路肩に数台停められる。コンクリートの道を
登り、廃屋か倉庫の点在する道を抜け、竹林の所から右手の山道に入る。小さな峠を越えると
杉林の中に姥御前神社が現れる。 落ち葉の積もった雑木林の中の平坦な道を行くと突然
アスファルトの林道にでる。木間越しに天狗石山を見、足元の地下水の音を聞きながら緩やかな
道を進むとブナの巨木が現れだし、カタジ谷の水音が大きくなるとやがてカタジ谷出会いに出る。
このあたりから残雪が多くなりだした。 |
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駐車地と登山口 |
竹林を右の方に行く |
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小さな峠 |
姥御前神社 |
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林道からの登り口 |
ブナの巨木 |
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残雪の残った登山道になる |
カタジ谷出会いの渡渉地点 |
横吹峠に行くべく沢を渡り始めるが水量が多く諦め、右手の稜線の道に向かう。これが悪戦
苦闘の始まりだった。残雪が多く、道はなく、目印のテープは少ない。山肌を斜めに登る目印は
小さな谷をいくつも越えて稜線に向かっている。
谷をいくつ越えただろうか、熊の足跡が、20m程行くとさらに大きな足跡が鮮明に残っている。
何時間か前に歩いた二頭の熊の姿を想像し、あたりを見渡し、森の深さを感じた。副隊長はここ
でやっと鈴をつける気になった。もう遅いと思うが、、、、。
ここからさらに雪は深く、おまけに下は空洞になっていた。最初の踏み抜きは胸まで落ちた。ストック
で確かめ危ない所は木の枝を渡した。それでも又踏み抜いた。もう一谷というところで稜線に向け
藪漕ぎし稜線の広い道に出た。このほうが楽だった。すぐにブナの巨木が現れ山頂にでる。
数本の巨木に囲まれた山頂は南東方向の眺望しかない。風が強くなり山頂の岩陰で昼食。
帰途は尾根沿いの広い道を快適に降りる。上峠からの道は少し荒れており、雪解け水が流れ、
迂回を繰り返しながら下ると杉林の植林の先で林道にで、10分ほどで白壁の蔵のある大きな茅
葺の家のところの車道に出る。製鉄所跡を見ながら15分で登山口の駐車場に着く。 |
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テープを頼りに谷筋を登る |
熊の足跡 |
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熊の来た方向を見る |
大きなブナの木に迎えられる |
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静かな山頂 |
無線中継所 |
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木の葉で埋もれた上峠 |
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林道出会い |
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車道に出る |
製鉄所跡 |
誰もいない静かな山。登山口しか標識の無い山。それも自然でいい。 |
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