おしどり登山隊       

 ■ 西国街道きまま旅
   奈良時代に国の情報物資連絡用に山陽道が整備され、下関、大宰府へと続く幹線道路であった。江戸時代には伏見から西宮
   に至る道は「山崎道」と公称される脇街道となった。
   しかし、本街道である大坂経由より距離が短く川幅も狭いので西国大名の参勤交代の道として頻繁に利用された。
   西宮から下関へ続く道を「山陽道」、更に九州へ続く道を総称して「西国街道」と称されていた。
   西国街道は京都朱雀大路の南端、羅城門から西宮まで47kmで、その間5の宿場があり、旧山陽道は西宮から赤間関まで
   全長550kmで、その間46の宿場と、間(あい)の宿5宿がある。併せて約600kmの長街道である。
   西国街道の長丁場の旧街道を歩くが、藪を踏み越え、道筋のはっきりしない道なき道を踏み分けて何が何でも旧街道を歩く
   ような無理をせず少しずつ歩き、旧街道に残る風情や宿場の雰囲気を楽しめる所を選んで歩いて行こうと思っています。
 
 2021年4月6日吉備津神社からJR清音駅
 
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